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2018年 明けましておめでとうございます

年頭所感(平成30年)

 

 明けましておめでとうございます。皆様におかれましてはつつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中、当協議会に賜りましたご指導、ご鞭撻に対しまずもって厚く御礼申し上げますとともに、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 顧みますと、客年は内外とも様々な事案、事象が生起し、大きく揺れ動いた一年でした。消費革命、流通革命、生産革命、人づくり革命等々、革命の二文字が身近な言葉になり、社会生活の環境の変化が様々な分野でいよいよ深まり、既存の価値観やシステムのありように関心が向けられた年でもありました。

 

 遊技業界にありましてはいわゆるIR推進法の制定を受けて依存対策問題が年初からにわかに喫緊の課題となり、その関連で業界のありようについてまで大幅な見直しが行われることになりました。依存対策(のめり込み対策)についてはかねてより公営競技等に先駈け、業界挙げて真摯に取り組んできたところでありますが、風営適正化法施行規則の改正はさらに一段と踏み込み、出玉規制、ホール店舗の管理者業務等の強化等が図られることとなりました。遊技人口が一千万人を割り、長期低迷の状況が続いていることと相まって業界にとってはこれまでになく深刻な事態といわざるを得ません。年明け早々、改正規則の施行を間近かにして業界挙げての有効な対応策が強く待たれる次第であります。

 

 当協議会はこれまで余暇産業の活性化、適正化等を目標に活動してまいりましたが、遊技業界のおかれた厳しい環境変化に抗して業界の発展のため微力ながら業界各団体と一致結束してさらに精進してまいる所存であります。重ねて倍旧のご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。(了)

 

一般社団法人 余暇環境整備推進協議会代表理事・会長 笠井聰夫