2月度部会を開催しました

2016年2月12日

開催日:平成28年2月9日(火)

会 場:在日本韓国YMCAアジア青少年センター(東京都千代田区)

来場者:105名

 

平成28年2月9日、一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進/笠井聰夫会長)は東京・水道橋の在日本韓国YMCAアジア青少年センターにおいて第146回理事会および2月度定例部会を開催した。

午後2時30分から開会した今回の部会では「会員プレゼンテーション」として、ハイライツ・エンタテインメント株式会社、株式会社ビジョンサーチ社、株式会社システム エイ・ブイの3社より、各社の取扱製品に関する説明や活用方法、留意点などが伝えられた。また「最新のゴト情報と対応策について」と題し、当協議会オブザーバーの有限会社遊情ネット・木房明博氏の講演を聴講した。

部会終了後、同所において理事会を開き、来期事業スケジュールやその内容等について協議した。この中では当面の懸念材料となっている新基準遊技機の開発動向やゲームの方向性、製造業者遊技機流通健全化要綱等(新台の納品・遊技機部品交換に係る保証業務の変更など)についても意見交換が行われ、より事業活動を推進していく上で必要な情報の共有を図った。

28年2月度部会 金海副会長
金海龍海 副会長

平成28年2月度部会

部会の開催に先立ち挨拶した当協議会の金海龍海副会長は「福岡県では賞品の提供個数変更が行われ、現時点でその良し悪しの判断は難しいところ。今はいかにお客様に楽しさを伝えられるかに尽きるのではないか。営業上で抱える課題は多いが頑張っていきましょう」と述べ、変化への対応が求められている状況を話した。

〇会員プレゼンテーション

ハイライツ・エンタテインメント株式会社

同社新製品、大型液晶データランプ「POP STAR」の紹介が行われた。登壇者は齋藤慶代表取締役副社長、金森宏常務執行役員営業本部長、谷口敏啓周辺機器事業本部開発部システム課長の3名。POP STARは本年3月中旬から販売開始を予定している。

ランプの本体サイズはW400×D63×H210(mm)、重量2.2㎏。大型液晶を搭載し、動画コンテンツや画像を入れることで多彩な告知と演出表現が可能となっている。動画や静止画の配置は自由にレイアウト可能で、無料・有料コンテンツを用意。また外装面ではクリスタルカットにより37個のLEDが輝くきれいなイルミネーションや玉・メダルユニットの「ルミナス」と連動した状態告知機能も特徴のひとつ。このほか、仕様面においては基板の外出しにより次機種モデルへの変更も安価に対応できる。

株式会社ビジョンサーチ社

同社が企画・開発を手掛けた「VPop」の紹介が行われた。登壇者は団野栄二取締役開発本部長と鈴木徹氏の2名。本製品はタブレット端末を台毎のデジタルサイネージとして活用したもので、製造・販売を株式会社西陣が行っている。

液晶モニタを使った画像・動画の表示はもちろんのこと、管理用パソコン1台ですべての端末へ必要な情報を配信指定できる点を特徴としており、一斉配信から島や台毎の特定の端末への個別配信もスケジューリング指定できる。また降雨や落とし物など即時性が求められるアナウンスにも簡単操作で適時対応が可能。またオプションのカメラを端末に内蔵することで顔認証システムも導入できる。

この他、VPopはアプリケーションを使用しており、随時バージョンアップや機能追加が可能であるほか、専用端末を使用しなくともOSがAndroidであれば、VPopをインストールすることで使用可能となる。

株式会社システム エイ・ブイ

登壇者は井関勇喜代表取締役社長と南里博志法人営業部長の2名。防犯カメラや監視ネットワークシステム等の製品を手掛ける同社からは、先般、社会的に問題となった防犯カメラの映像がインターネットを経由して海外ウェブサイトで閲覧可能な状態であった件について、独自調査した結果の報告と流通防止に関する対応が、同社の井関勇喜代表取締役社長から伝えられた。

まず経緯説明において今年1月21日にテレビ各局による「映像流出」のニュース報道をきっかけに取引先企業から多くの問い合わせを受け、同社では本件調査を開始。以前は6000件が掲載されていたが、現在3500件程度に減っている中、ウェブサイト上で閲覧可能となっていたカメラ映像をすべてチェックしたところ、パチンコホール店内と特定できるものはなかった。井関社長は「ホール内が外部とオンラインしている構成は基本的に無いためと思われる。しかし事務所内の映像についてはその限りではなく、注意が必要」と話した。

映像が流出した背景には製品導入時のパスワードが初期設定のまま使用されていたり、安易に推測できるものを使用していたりした場合、簡単に流出してしまう懸念があると注意が促された。また流出防止のためには厳重なパスワード設定と専用回線やVPNといったインフラを採用する事だと説明。その上でパスワード設定の留意点として次の6点を挙げた。

  • パスワード機能を有している機器には必ずパスワードを設定する
  • 初期設定(デフォルト)のパスワードは使用せず必ず変更する
  • パスワードに誕生日や電話番号などから安易に予測できるものは使わない
  • 定期的にパスワードを変更する(退職者などがでた場合など)
  • パスワードの安易な使い回しはしない
  • 管理責任者を明確にしてパスワード管理を徹底する。

報告のおわりに井関社長は「どれだけ丈夫な鍵を設置した家でも、鍵をかけないと簡単に侵入できてしまいます」と注意を呼びかけた。

ハイライツ 齋藤慶 副社長 ビジョンサーチ 団野栄二取締役 システムエイ・ブイ 井関勇喜社長
ハイライツ・エンタテインメント  齋藤慶 副社長(左)
ビジョンサーチ社 団野栄二取締役(中)
システムエイ・ブイ 井関勇喜社長(右)

 

〇講演 最新のゴト情報と対応策について

講師の木房明博氏(有限会社遊情ネット、当協議会オブザーバー)からゴト対策に関する情報を聴講した。はじめにゴト師、ゴトグループの動向に関して、その行動背景と活動エリアについて詳細が語られ、事象面として「ゴト被害の情報網が破綻している」と状況が伝えられた。これはゴト師グループが特定の県内を面で移動していない事が理由に挙げられるとして実態の説明があった。

具体的なゴト手口に関してはパチスロへの電波ゴトについて、画像等を使い被害状況と対策方法を紹介。また、被害状況の中で「以前は目立たないように犯行する手口であったが、最近はなりふり構わぬ手荒な手口が目立っている」と報告があった。

木房氏は「ゴト師に不正に出玉を抜かれることで、一般のお客さんがいなくなる。店は(割が)甘いと認識していても、お客さんは勝てていないのだから、それが続けばもう来なくなる。一度やめたら、戻ってはこないと思うべき。お客さんを減らさないためにも、普段の確認を徹底してほしい」と語った。

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